船舶の国際電気通信料金計算担当機関 AAIC: JP03 協立電波サービス株式会社

Inmarsat関連資料

1. インマル設備の特徴

1) Fleet Broadband
電話、FAX、インターネットパケット通信(MPDS)及びショートメッセージが利用できます。通信速度は最大432 kbpsであり全世界で高速ブロードバンド通信を提供を可能とし、 業務上の通信はもとより、 船員の家族との連絡等福利厚生の向上も期待されています。
2) インマルF (Fleet) (F-77, F-55, F-33)
電話、FAX、インターネットパケット通信(MPDS)及びHigh Speed Data(HSD)サービスが利用でき、F-55,F-33の通信海域は音声以外はスポットビームカバレッジでしたが、インド洋海域ではインマルサット第4世代衛星(I4)によりグローバルビームカバレッジとなりました。大西洋、太平洋海域も順次第4世代衛星が投入され、スポットビームカバレッジは解消。なお、F-33はHSDサービスはありません。
3) インマルC
インマルA,Bに比べ、アンテナを小型軽量にして、ディジタル通信の蓄積交換(Store & Forward)方式で、料金もデータ量(256bit(約32文字)毎)に応じた課金で、インマルA,Bのテレックス料金に比べ安く設定されております。
4) ミニC
パソコンを接続すればインマルCと同様に利用できますが、一般的にはSSAS(Ship SecurityAlert System)として利用されています。
5) インマルB
インマルBは2016年末でサービス停止となります。
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