入港書類作成ソフトMARINE HELPER Ver2.0
- Ver2.0 :2008年7月リリース Ver1.1 :2005年9月 Ver1.0 :2005年4月
外国航路船舶のための入港書類作成・支援用ソフト。外国の港に入港する際、税関等に提出する書類の作成作業に多くの時間を取られたり、入港前に準備できずに困った経験はありませんか?
“MARINE HELPER”は、大手海運会社の船舶で長年使用されてきたソフトを改良したもので、実用性とコストパフォーマンスに優れた入港書類作成の支援ソフトです。
2008年7月に、“MARINE HELPER”の改訂版Ver2.0をリリース致しました。(“MARINE HELPER”Ver1.0またはVer1.1を既に購入しているお客様には、Ver2.0を無償で配付します。)
今回の改訂版は、港の新設・情報の更新(37ヶ国 64港分)を含むほか、CrewのRank Code表を編集可能とし、また、全ての入港書類をExcelファイルに保存する機能を追加して、それらのデータを様々な書類に応用できるようにしました。
また、米国のNVMC(USCG)への電子申請用ファイルe-NOA/DのInfoPath Template Ver4.4(Mar. 2008版)を収録しております。
- (e-NOA/D InfoPath Templateは、逐次新しいバージョンがリリースされますのでご留意下さい。詳しくはNVMC(USCG)のホームページをご覧下さい。 http://www.nvmc.uscg.gov/news.html )
これらに加えて細部の修正も行い、さらに使い勝手を向上させたMarine Helperをぜひご活用戴き、船内事務作業の軽減と、管理事務の効率化にお役立て下さい。
特徴
- Excelを使える人ならマニュアルが無くても操作できるくらい簡単かつ迅速に、煩雑な入港書類作成作業を処理できます。
- IMO Formを含む世界68ヶ国の主要港の入港出港時に提出する書類のリストとFormを網羅しており、実務を行なう上で必要十分な量をカバーしています。
- 極力無駄な機能を省き、実用性を重視した設計にしており、手作業による印刷時の調整や入力済みの文字の修正もできるようにしております。
- 乗組員等のデータをCSV形式でインポート、エクスポートすることによりデータの交換ができ、さらに全てのFormはExcel形式で保存できるようにしました。これにより例えば、船内経理ソフトへデータを取り込んで利用したり、陸上事務所と船舶の間で乗組員のデータをEメールに添付して交換しCrew Listを作成できるほか、様々に便利な使い方ができます。
- 事務作業の軽減効果を考慮すると、廉価でコストパフォーマンスに優れたソフトです。
定価10万円
使い方(Quickマニュアル及びソフトに組み込みのマニュアルご参照)
- 立上げ後、[Voy. No.]を数字4桁と記号1文字(-, A, B)で入力する。(ひとつの[Voy. No.]で3個のファイルを保存可能)
- [Crew/Shipデータ]を入力する。
- [IMO]乃至は[必要な国]を選択して、提出する書類リストを見て、必要書類に入力する。(Crew Listには、[船員手帳番号かPassport番号]のいずれか、又は両方を選択可)
- 必要フォームへのデータ入力後、印刷又は保存する。(新しいVoy. No.で作業した場合は、TOPメニューに戻りEXITボタンを押した後に、編集したデータを保存する国(デフォルト設定はIMOと日本のみ)を選択して終了。)
動作環境
本ソフトはWindows 98-SE以上のWindows XP等のOS(日本語版/英語版)で、USBポートまたはCD-ROMドライブのあるPCで使用できます。(※Windows-ME、Vista、およびMacでは使用できません)
- 企画/協力
- 株式会社 商船三井(海上安全部)
- 製作
- 株式会社エム・オー・マリンコンサルティング
- 監修/販売
- 協立電波サービス株式会社